100m走のように約10秒で終わる最大努力の運動で、主にエネルギーを供給する系はどれか。
正解は A数秒〜10秒程度の最大努力は、ATPとクレアチンリン酸を使うホスファゲン系が中心です。運動時間が長くなるにつれ、解糖系、酸化系の割合が増えます。
エネルギー供給系、筋線維タイプ、トレーニングへの適応は、CSCSで毎回のように問われる土台の分野です。とくに「運動時間とエネルギー系の対応」と「トレーニング初期の筋力向上は何によるか」は確実に押さえておきましょう。
数秒〜10秒程度の最大努力はホスファゲン系(ATP・クレアチンリン酸)、30秒〜2分程度は速い解糖系、3分を超えると酸化系が中心になります。境目の時間帯では複数の系が同時に働く点も問われます。
タイプⅠ(遅筋)は酸化能力が高く、毛細血管とミトコンドリアが多く疲れにくい線維です。タイプⅡ(速筋)は発揮張力と収縮速度が大きい一方、疲労しやすい特徴があります。
開始から6〜8週間ほどの筋力向上は、運動単位の動員や発火頻度の改善など神経系の適応が主です。筋肥大の寄与はその後に大きくなります。
テストステロン、成長ホルモン、IGF-1は筋たんぱく合成を促す同化ホルモン、コルチゾールはたんぱく質の分解を促す異化ホルモンです。
心拍出量=心拍数×1回拍出量。有酸素運動中は収縮期血圧が上がり、拡張期血圧はほぼ変わらないかわずかに下がります。持久力トレーニングを続けると1回拍出量が増え、安静時心拍数は下がります。
骨形成を起こす最小限の刺激をMES(最小有効ひずみ)といいます。骨が加わる負荷に適応するという原則はウォルフの法則です。
| 運動時間の目安 | 主なエネルギー供給系 |
|---|---|
| 0〜6秒 | ホスファゲン系 |
| 6〜30秒 | ホスファゲン系+速い解糖系 |
| 30秒〜2分 | 速い解糖系 |
| 2〜3分 | 速い解糖系+酸化系 |
| 3分以上 | 酸化系 |
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